メタボリック症候群は、「糖尿病」、「高血圧」、「肥満」、「高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)」などの危険因子が集積した病態でもあり、「死の四重奏」と呼ばれたりする事もあります
昨年(2006年)5月、厚生労働省は生活習慣病のリスクを計る新しい基準として"メタボリック・シンドローム"を採用し、「男性の2人に1人、女性は5人に1人が生活習慣病の予備軍」と発表しました。
メタボリック症候群は、大人になって突然になるのではなく、小さいころからの生活習慣の影響が大きいといわれています。
このたび子供のメタボリック症候群の診断基準が厚生労働省の研究班によって発表されました。
新基準は以下のとおりです。
□ウエスト:80cm以上
□血 圧:125〜70mmHg以上
□血糖値 :100r/dl以上
□高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました):中性脂肪・120r/dl以上
HDLコレステロール値・40r/dl未満
2項目以上当てはまると【メタボリック症候群】
(参考:大人の場合)
□ウエスト:男・85cm以上 女・90〜
□血 圧:130〜85mmHg以上
□血糖値 :110r/dl以上
□高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました):中性脂肪・150r/dl以上
HDLコレステロール値・40r/dl未満
厚生労働省の研究班(主任研究者=大関武彦・浜松医科大教授)の調べでは、小中学生でも肥満児なら、5〜20%はあてはまる可能性があるといわれます。
メタボリック症候群の診断基準としてはウエストのサイズがもっとも重要になってきます。
診断基準の3項目中の2項目に当てはまらなくても、ウエストを測り、80センチ以上だったり、「ウエスト÷身長」の値が0.5以上だったりした場合、「予備軍」としました。
この基準を用いて、肥満児(身長と体重から換算する肥満度が20%以上の子ども)と、肥満児も含めた一般の子どもを数百人ずつ調べたところ、病院や地域などにより肥満児の5〜20%、一般の子の0.5〜3%が同症候群と診断された。「予備軍」は肥満児の70〜80%、一般のこの7〜8%を閉めていました。
小児メタボリック症候群の原因として、
1)食事の欧米化:肉食を中心に動物性脂肪が多い
2)いつでも買い食いできる環境
3)生活リズムの複雑化:不規則な食事
4)運動不足
を挙げられます。
では、メタボリック症候群を予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
答えは、上記にあがっている原因を改善すればいいですね。
すなわち、
1)野菜中心の食物繊維の多いものを摂る。
2)おやつを少なくし、ジャンクフードは摂らない。
3)早寝・早起き、朝食をしっかり摂る。
4)運動不足には体に負担がかからないウォーキングが最適
(ジャンクフードとは、エネルギー(カロリー)は高いが他の栄養価・栄養素の低い食べ物のこと。ファーストフードのハンバーガーやドーナッツ、ポテトチップス・ポップコーンなどのスナック菓子全般を指し、単に食感を通じた快楽や満腹感を目的とする食品の総称。)
メタボリックシンドロームに関して、ソフトドリンクだけでなく、ダイエットソーダでも心臓疾患のリスクが増加するという新しい報告が、Circulation誌に掲載されたました。 アメリカでは、メタボを心配して、このところソフトドリンクのうちダイエットソーダの生産・消費が断トツで伸びていますが、そんな中、ダ...
メタボリック症候群は、「糖尿病」、「高血圧」、「肥満」、「高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)」などの危険因子が集積した病態でもあり、「死の四重奏」と呼ばれたりする事もあります 昨年(2006年)5月、厚生労働省は生活習慣病のリスクを計る新しい基準として"メタボリック・シンドローム"...
健康診断でメタボリックシンドロームの疑いがあると指摘されました。 何かよい治療法はあるのでしょうか。 メタボリック症候群を誘発する大きな要因は、生活習慣にあります。 治療には、生活習慣の改善などの地道な努力が必要となります。 残念ながら今の段階では、メタボリックシンドロームに対する特効薬は、まだ開発...
メタボリック症候群の判断基準は、ウエストの周囲が男性85cm、女性90cm以上が要注意だったですね。 最近肥満気味で、ズボンのベルトがきつくなりました。心配ですね。 噂のメタボリックシンドロームになったりしないのでしょうか? 近年の食生活の変化により、私たちの周りは、肥満と診断される方は、増加する一...